―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月3日から6日の決算発表を経て7日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 トーセイ <8923>
20年11月期の連結税引き前利益を従来予想の130億円→40.7億円(前期は120億円)に68.8%下方修正し、一転して66.3%減益見通しとなった。
▲No.2 メディ一光G <3353>
21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比51.5%減の1.6億円に大きく落ち込み、3-8月期(上期)計画の5億円に対する進捗率は32.8%にとどまり、5年平均の50.8%も下回った。
▲No.3 フジ <8278>
21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比58.6%減の9.3億円に大きく落ち込んだが、3-8月期(上期)計画の12億円に対する進捗率は77.5%に達し、5年平均の54.7%も上回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<8923> トーセイ 東1 -17.75 7/ 6 上期 -75.24
<3353> メディ一光G JQ -2.47 7/ 6 1Q -51.48
<8278> フジ 東1 -2.15 7/ 6 1Q -58.59
<8233> 高島屋 東1 -0.35 7/ 6 1Q 赤転
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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