―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 Bガレージ <3180>
23年4月期第3四半期累計(22年5月-23年1月)の連結経常利益は前年同期比6.8%増の8.3億円に伸びたが、通期計画の14.1億円に対する進捗率は59.4%となり、5年平均の58.5%とほぼ同水準だった。
★No.2 菱洋エレク <8068>
23年1月期の連結経常利益は前の期比86.5%増の44.7億円に伸び、24年1月期も前期比45.2%増の65億円に拡大する見通しとなった。
★No.3 フジコーポ <7605>
23年10月期第1四半期(22年11月-23年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比10.6%増の28.3億円に伸び、11-4月期(上期)計画の38.5億円に対する進捗率は73.7%となり、5年平均の72.8%とほぼ同水準だった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3180> Bガレージ 東P +8.14 3/ 8 3Q 6.76
<8068> 菱洋エレク 東P +7.49 3/ 9 本決算 45.19
<7605> フジコーポ 東P +4.87 3/ 6 1Q 10.56
<7590> タカショー 東P +4.18 3/ 3 本決算 6.72
<1928> 積水ハウス 東P +3.63 3/ 9 本決算 0.67
<8057> 内田洋 東P +2.65 3/ 3 上期 -8.50
<9627> アインHD 東P +2.15 3/ 3 3Q 14.51
<6535> アイモバイル 東P +1.04 3/ 9 上期 -7.36
<8917> ファースト住 東P +0.45 3/ 3 1Q -12.52
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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