―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月2日から3日の決算発表を経て6日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ティーライフ <3172>
21年7月期の連結経常利益は前の期比76.0%増の9.2億円に拡大し、22年7月期も前期比4.8%増の9.6億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.2 エイケン工業 <7265>
21年10月期の連結経常利益を従来予想の4億4200万円→5億5600万円(前期は2億6500万円)に25.8%上方修正し、増益率が66.8%増→2.1倍に拡大する見通しとなった。
★No.3 カナモト <9678>
21年10月期第3四半期累計(20年11月-21年7月)の連結経常利益は前年同期比10.4%増の115億円に伸び、通期計画の152億円に対する進捗率は76.0%に達し、5年平均の73.2%も上回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3172> ティーライフ 東1 +11.23 9/ 3 本決算 4.76
<7265> エイケン工業 JQ +6.18 9/ 3 3Q 191.76
<9678> カナモト 東1 +3.13 9/ 3 3Q 10.41
<2353> 日本駐車場 東1 +2.92 9/ 3 本決算 27.17
<2910> Rフィールド 東1 +2.82 9/ 3 1Q 黒転
<8917> ファースト住 東1 +2.08 9/ 3 3Q 43.47
<7279> ハイレックス 東2 +1.95 9/ 3 3Q 黒転
<6040> 日本スキー 東M +1.95 9/ 3 本決算 黒転
<2217> モロゾフ 東1 +0.36 9/ 3 上期 黒転
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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