―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の9月5日から6日の決算発表を経て9日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 アイル <3854>
19年7月期の連結経常利益は前の期比78.0%増の9.7億円に拡大し、20年7月期も前期比26.1%増の12.2億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.2 gumi <3903>
20年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常損益は4100万円の黒字(前年同期は4300万円の赤字)に浮上して着地した。
★No.3 クミアイ化 <4996>
19年10月期第3四半期累計(18年11月-19年7月)の連結経常利益は前年同期比13.8%増の75.2億円に伸び、通期計画の81億円に対する進捗率は92.9%に達し、5年平均の82.7%も上回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3854> アイル 東1 +16.47 9/ 6 本決算 26.13
<3903> gumi 東1 +14.26 9/ 6 1Q 黒転
<4996> クミアイ化 東1 +2.40 9/ 6 3Q 13.84
<2353> 日本駐車場 東1 +2.35 9/ 6 本決算 5.97
<8917> ファースト住 東1 +1.89 9/ 6 3Q 3.92
<7640> トップカルチ 東1 +1.80 9/ 6 3Q 黒転
<2695> くら寿司 東1 +1.41 9/ 6 3Q -24.97
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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