タクトホームが１３年５月期業績予想を上方修正、契約戸数が計画を上回る

　タクトホーム<8915.T>がこの日の取引終了後、１３年５月期の業績予想を従来予想の売上高７７１億円、経常利益７０億３５００万円から、売上高８４１億円（前期比９．４％増）、経常利益７１億７００万円（同１０．９％減）に上方修正した。国内景気の回復や政府による住宅取得支援策の継続、さらには住宅ローン金利に底値感が出てきたことなどを背景に住宅取得環境が改善し、契約戸数が想定以上に増加したことが要因。また、これに伴い従来２５００円を予定していた期末配当を３０００円に引き上げ、年間配当を４５００円（従来計画４０００円、前期４０００円）にすると併せて発表している。
　また、同時に発表した第３四半期累計（６～２月）連結決算は、売上高４８８億８０００万円（前年同期比６．８％増）、経常利益３６億２１００万円（同１７．０％減）となった。政府の住宅取得支援策の継続で戸建て分譲事業が伸長したが、価格の低下などが響き減益を余儀なくされた。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）