センチュ２１が反発、２１年３月期業績及び配当予想を上方修正

　センチュリー２１・ジャパン<8898.T>が反発している。３０日の取引終了後、２１年３月期の連結業績予想について、売上高を３７億６９００万円から３８億３１００万円（前期比６．９％減）へ、営業利益を７億９４００万円から９億４８００万円（同１４．２％減）へ、純利益を６億円から６億９０００万円（同１７．９％増）へ上方修正し、あわせて２０円を予定していた期末配当予想を２５円に引き上げると発表したことが好感されている。

　緊急事態宣言の不動産取引への影響が想定よりも軽微であり、需要が底堅く推移していることに加えて、営業活動のオンライン化や、交際費関連費用などの抑制による経費の削減効果があったことが要因としている。なお年間配当は、４５円（前期５０円）となる予定だ。

出所：MINKABU PRESS