ラ・アトレは３日ぶり反発、１８年１２月期営業利益および配当予想を上方修正

　ラ・アトレ<8885.T>は３日ぶり反発。同社は１４日の取引終了後、１８年１２月期の連結業績予想について、営業利益を１０億３６００万円から１１億９７００万円（前期比４０．９％増）へ、純利益を５億４６００万円から６億４２００万円（同４２．６％増）へ上方修正した。

　売り上げ計上を見込んでいた大型プロジェクトの進捗が遅れていることで、売上高は１０８億７６００万円から７４億６５００万円（同９．７％減）へ下方修正した。ただ、都市型店舗開発「Ａ＊Ｇ神宮前」の売却が４月に完了したことや、土地企画販売業務「高田馬場プロジェクト」の引き渡しを終えたことで新築不動産販売部門の利益が計画を上回っており、これが寄与する見通しだ。

　また、業績予想の修正に伴い、従来１２円を予定していた期末一括配当を２円増額して１４円にするとあわせて発表した。前期実績の６円に対しては８円の増配になる予定だ。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１～９月）決算は、売上高６４億１１００万円（前年同期比０．８％増）、営業利益１１億２０００万円（同５０．１％増）、純利益６億２６００万円（同５５．０％増）だった。

出所：minkabuPRESS