空港施設、今期経常を30％上方修正

　空港施設 <8864> [東証Ｐ] が3月23日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の15.2億円→19.8億円(前期は29.6億円)に30.2％上方修正し、減益率が48.6％減→33.1％減に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の20.7億円→17億円(前期は8.2億円)に17.9％下方修正し、増益率が2.5倍→2.1倍に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1.7億円の赤字→2.8億円の黒字(前年同期は9.9億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　個別業績につきましては、特別損失の計上（715百万円）により、当期純利益が前回予想を下回ることとなり、また、最近の業績の動向等を踏まえた見直しで売上高、経常利益に前回予想と若干の差異が生じたため、併せて修正いたしました。　連結業績につきましては、熱供給事業において、電気・ガス等原材料費の増加が想定より抑制された水準で推移していること等を踏まえ見直した結果、売上高、営業利益、経常利益が前回予想を上回り、個別業績での特別損失計上（715百万円）により、親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想を下回るため、修正いたしました。　（注）本資料に記載されている業績等の予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により予想数値とは異なる場合があることにご留意下さい。