三菱地所とブロードエンタープライズ、業務提携契約を締結

スマートホームサービス「HOMETACT」と宅内IoTリノベーション「BRO-ROOM」の協業で既存賃貸住宅市場への導入を促進、物件価値の最大化に貢献

三菱地所株式会社（東京都千代田区、執行役社長 中島 篤、以下「三菱地所」）と株式会社ブロードエンタープライズ（大阪府大阪市、代表取締役社長：中西良祐、以下「ブロードエンタープライズ」）は、業務提携契約を締結し、正式に2024年6月以降、「HOMETACT」と「BRO-ROOM」のパッケージ販売を開始します。
両社は、三菱地所が開発した総合スマートホームサービス「HOMETACT（ホームタクト）」とブロードエンタープライズが提供する既存賃貸物件の付加価値アップサービスである「BRO-ROOM」を軸に、お互いの更なるビジネス拡大を企図し、その販売活動を相互に協力して進めてまいります。本提携を通じてお互いの顧客基盤に対し、強みを掛け合わせ補完しあい、幅広いソリューション提案に繋げていきます。




【業務提携の背景・今後の展開について】
三菱地所とブロードエンタープライズは2022年9月に協業に向けた基本合意書を締結し、スマートホームサービス「HOMETACT」と宅内IoTリノベーション「BRO-ROOM」を軸にしたIoTリノベーションの販売パッケージ構築を進めてまいりました。
今般業務提携内容につき、協議が整いましたので、正式に2024年6月以降本パッケージを既存賃貸住宅市場向けに販売してまいります。

「HOMETACT」は、1つのアプリやスマートスピーカーでエアコンやテレビ、照明、カーテンといった複数メーカーの幅広いIoT機器をコントロールできる総合スマートホームサービスです。
スマートスピーカーや赤外線コントローラーなど、広く利用されているIoT機器はもちろん、近年ユーザーが増えているスマートロックに加え、給湯器やスイッチやカーテンまで幅広い住設機器に対応。住空間の商品企画に合わせた、自由なパッケージ構築が可能です。対応機器は順次拡大していきます。

ブロードエンタープライズはマンション向け高速インターネット「B-CUBIC」を軸にIoTインターフォンシステム「BRO-LOCK」や宅内IoTリノベーション「BRO-ROOM」をはじめ、マンションをIoT化し、物件のバリューアップに貢献する設備を「初期導入費用０円プラン※」で提供しています。

本提携により、今後新築物件・既築物件に限らず、双方がお互いのサービス促進を図り、相互に顧客紹介を進めてまいります。
※初期導入費用0円プランとは契約時に一括でお支払いただく工事代が0円のプランで、初期費用相当額が毎月の利用料に含まれます。

業務提携のイメージ図

業務提携後の第 1 弾として、兵庫県の既存物件「エスポワール加西」に「BRO-ROOM」「HOMETACT」の導入を進めていくこととなりました。

物件外観

お部屋内設置イメージ

HOMETACTデバイス

今回の業務提携契約の締結により、両社がアプローチ可能な顧客にそれぞれのサービスを紹介、提案します。また、ブロードエンタープライズが提供する宅内IoTリノベーション「BRO-ROOM」において、リノベーションと同時に「HOMETACT」を導入することで、入居者の利便性・満足度および物件の付加価値向上を実現し、日本市場におけるスマートホームサービスの普及・浸透を図ってまいります。
【HOMETACTについて】
HOMETACTは三菱地所が総合デベロッパーとしての知見を活かし自社開発した、日本の住環境に導入しやすい新しいスマートホームサービスです。



（主なサービスの特徴）
・アプリケーション一つでホームオートメーションをコントロール
・オープンなプラットフォームで、対応機器は今後さらに拡大予定
・直感的でユーザーフレンドリーなアプリケーションインターフェース
・「おはよう」「行ってきます」といった「シーン」機能や、時間や位置情報などを実行条件とする「自動モード」の活用で、複数のIoT機器をまとめて動かし、設定どおりの住空間の制御が可能
・エネルギーマネジメント機能「HOMETACT Energy Window」
・管理ポータル機能「TACTBASE」による管理
・導入からアフターケアまで一貫したサポートサービス
HOMETACTは、三菱地所レジデンス株式会社が開発する高品質賃貸マンション「ザ・パークハビオ」シリーズで複数導入されている他、三菱地所グループ以外の物件でのサービス導入も増えております。
さらに2023年6月には、“次世代のスマート社会”をテーマにICT分野での優れた取り組みを表彰するMM総研大賞2023の「スマートホーム分野」において最優秀賞を受賞しました。
参照リンク https://hometact.biz/news/20230712

【ブロードエンタープライズについて】
ブロードエンタープライズは2000年12月の創業以来、全国の空室問題を解決すべく、マンション向け高速インターネット「B-CUBIC」、IoTインターフォンシステム「BRO-LOCK」、宅内IoTリノベーション「BRO-ROOM」をはじめとした住宅のバリューアップに繋がるサービスを提供しており、事業全体で20万世帯以上の導入実績があります。
入居率を向上させるサービスと、独自のファイナンスモデルである「初期導入費用0円プラン」を掛け合わせ、オーナー様のキャッシュフロー最大化に貢献しております。
今後、インターネットを基盤としたIoT設備や収益シミュレーションが可能なAIシステムを開発し、快適でスマートな住環境をご提供させていただくと共に、働き方改革・ESG・SDGsへの対応を掲げ、持続可能な社会を実現し、関わるすべてのステークホルダーへの貢献を目指します。



【概要】
法人名： 株式会社ブロードエンタープライズ
代　表： 中西 良祐
本　社： 大阪府大阪市北区太融寺町5-15 梅田イーストビル9F
設　立： 2000年12月15日
資本金： 77百万円
ホームページ：https://broad-e.co.jp/
従業員数：125名(2024年4月末日現在)
事業内容：
・マンション向け高速インターネット『B-CUBIC』の販売
・IoTインターフォンシステム『BRO-LOCK』の販売
・宅内IoTリノベーション『BRO-ROOM』の販売