会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益も従来予想の4.6億円の赤字→7.8億円の赤字(前年同期は5.7億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2020年11月10日に公表いたしました連結業績予想は、投資銀行事業においてプライベートエクイティ投資関連の収益が業績を牽引する一方で、エンタテインメント・サービス事業のメッツァ関連において新型コロナウイルス感染症による影響が継続するものの、事業環境は徐々に回復していくことを前提として算出しておりました。しかしながら、当期は新型コロナウイルス感染症の再拡大により、メッツァの来園者数は本年1月の緊急事態宣言以降に低水準なり、その後もデルタ株の急拡大などもあり影響は想定より長期に渡っております。これにより、エンタテインメント・サービス事業において、メッツァのムーミンバレーパーク運営会社は当初見込みから大きく減収となり、経常損失10億円を計上する見込みとなった結果、同事業の売上高、利益は計画を大きく下回る見込みとなりました。一方、投資銀行事業は、プライベートエクイティ投資案件の組成が想定通り順調に推移したことに加え、航空機アセットマネジメントにおいてコロナ禍の影響により金融機関などから技術サービス提供依頼が増加したことで、計画を上回る売上高、利益で推移しました。このような状況のもと、投資銀行事業では第4四半期においてエンタテインメント・サービス事業の遅れを取り戻すべく、いくつかの案件組成を見込んでおりましたが、現在の案件の進捗状況から期末までの組成は困難であると判断しました。このため、売上高及び各段階利益の予想数値を見直すこととしました。 (注) 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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