決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … メディアＬ、ドリコム、ダイハツデ (7月28日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月27日から28日の決算発表を経て29日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ドリコム <3793>
　23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比64.6％増の8.1億円に拡大し、通期計画の19億円に対する進捗率は42.6％に達し、5年平均の28.6％も上回った。

★No.2　ＫＩＭＯＴＯ <7908>
　23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の3.5億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の4.2億円に対する進捗率は83.8％に達し、さらに前年同期の43.0％も上回った。

★No.3　ダイハツデ <6023>
　23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.2倍の5.7億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の2億円に対する進捗率が285.0％とすでに上回り、さらに5年平均の31.9％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3793> ドリコム 　　　東Ｇ 　 +15.60 　　7/28　　　1Q　　　 64.63
<7908> ＫＩＭＯＴＯ 　東Ｓ 　 +13.39 　　7/28　　　1Q　　　117.28
<6023> ダイハツデ 　　東Ｓ　　 +6.86 　　7/28　　　1Q　　　322.22
<9818> 大丸エナ 　　　東Ｓ　　 +3.16 　　7/28　　　1Q　　　　7.42
<6659> メディアＬ 　　東Ｓ　　 +2.97 　　7/28　　　1Q　　　　赤縮

<9640> セゾン情報 　　東Ｓ　　 +2.46 　　7/28　　　1Q　　　 57.96
<1972> 三晃金 　　　　東Ｓ　　 +1.93 　　7/28　　　1Q　　　 14.85
<9014> 新京成 　　　　東Ｓ　　 +1.85 　　7/28　　　1Q　　　 52.69
<7299> フジオーゼ 　　東Ｓ　　 +1.61 　　7/28　　　1Q　　　-58.76
<4685> 菱友システム 　東Ｓ　　 +1.47 　　7/28　　　1Q　　　　0.72

<1718> 美樹工業 　　　東Ｓ　　 +1.27 　　7/28　　上期　　　 52.95
<8772> アサックス 　　東Ｓ　　 +1.15 　　7/28　　　1Q　　　 16.93
<8903> サンウッド 　　東Ｓ　　 +0.89 　　7/28　　　1Q　　　　黒転
<9368> キムラユニテ 　東Ｓ　　 +0.87 　　7/28　　　1Q　　　 20.52
<5928> アルメタクス 　東Ｓ　　 +0.75 　　7/28　　　1Q　　　 52.87

<5819> カナレ電気 　　東Ｓ　　 +0.65 　　7/28　　上期　　　　6.41
<6325> タカキタ 　　　東Ｓ　　 +0.60 　　7/28　　　1Q　　　　0.00
<7185> ヒロセ通商 　　東Ｓ　　 +0.08 　　7/28　　　1Q　　　 58.17

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした29日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース