アサックス、非開示だった今期経常は5％減益、未定だった配当は15円実施

　アサックス <8772> が7月29日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比16.3％増の10.6億円に伸びた。
　しかしながら、併せて非開示だった通期の業績予想は経常利益が前期比5.0％減の38.4億円に減る見通しを示した。
　なお、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は経常利益が前年同期比3.8％増の19.9億円に伸びる見通しを示した。

　同時に、従来未定としていた今期の上期配当を見送るとし、従来未定としていた下期配当は15円実施する方針とした。年間配当は15円となる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の65.5％→69.0％に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年３月期の業績予想及び配当予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により合理的に算定することが困難であるため未定としておりましたが、緊急事態宣言の解除に伴って、徐々に経済活動が再開されたことに鑑み、現時点で当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき算定いたしましたので公表いたします。なお、実際の業績等は新型コロナウイルス感染症の収束時期等、様々な要因により変動する可能性があります。