―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の1月25日から26日の決算発表を経て29日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 アルゴグラフ <7595>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の82.8億円→94億円(前期は82億円)に13.5％上方修正し、増益率が1.0％増→14.6％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
★No.2 ジャフコＧ <8595>
24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結営業損益は44.7億円の黒字(前年同期は4.3億円の赤字)に浮上して着地した。
★No.3 滋賀銀 <8366>
24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比27.2％増の258億円に伸び、通期計画の235億円に対する進捗率が110.0％とすでに上回り、さらに5年平均の96.6％も超えた。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<7595> アルゴグラフ 東Ｐ +11.79 1/26 3Q 26.27
<8595> ジャフコＧ 東Ｐ +4.91 1/26 3Q 501.47
<8366> 滋賀銀 東Ｐ +3.62 1/26 3Q 27.21
<9962> ミスミＧ 東Ｐ +3.39 1/26 3Q -20.53
<8628> 松井 東Ｐ +2.58 1/26 3Q 24.79
<6954> ファナック 東Ｐ +2.39 1/26 3Q -23.99
<6988> 日東電 東Ｐ +2.20 1/26 3Q -18.47
<4973> 日本高純度 東Ｐ +2.12 1/26 3Q -31.18
<8388> 阿波銀 東Ｐ +2.05 1/26 3Q 17.27
<7327> 第四北越ＦＧ 東Ｐ +1.11 1/26 3Q 16.40
<8707> 岩井コスモ 東Ｐ +0.38 1/26 3Q 43.49
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした29日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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