日立キャピが続伸、東海東京が「アウトパフォーム」継続で目標株価引き上げ

　日立キャピタル<8586.T>が続伸、２５日移動平均線を足場に上値指向に転じている。東海東京調査センターが１７日付で同社のレーティングを「アウトパフォーム」継続とし、目標株価を４４７５円に引き上げた。同調査センターでは下期も予想以上に順調な業績が続くとみて、１６年３月期通期の予想を修正（最終利益は前回予想３０５億円から今回予想３２７億円）している。次期中期計画期間中はグローバル事業のさらなる伸長に加え、日本事業における事業構造改革の成果や注力している社会インフラ・環境エネルギーの収益化が見込まれるとし、同調査センターではＲＯＥ１０％以上も次期以降、早期達成するとみている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）