ジャックス、上期経常を30％上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額、配当も15円増額

　ジャックス <8584> が9月17日昼(11:30)に業績・配当修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の100億円→130億円(前年同期は54.1億円)に30.0％上方修正し、増益率が84.7％増→2.4倍に拡大し、従来の2期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の205億円→235億円(前期は165億円)に14.6％上方修正し、増益率が24.2％増→42.4％増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　同時に、今期の上期配当を従来計画の60円→70円に増額し、下期配当も従来計画の65円→70円に増額修正した。年間配当は140円(前期は105円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期累計期間の連結業績及び個別業績は、クレジット事業が堅調に推移しており、営業収益が前回予想を上回る見込みで推移しております。また、国内・海外ともに貸倒関連費用が抑制されており、利益面においても前回予想を上回る見込みとなりました。　通期連結業績予想及び個別業績予想は、新型コロナウイルス感染症拡大による経営環境への影響が懸念されているものの、年度後半以降も足元の状況が続くものと想定しており、前回予想を上回る見込みです。

　　当社は、株主の皆様への安定的な利益還元を経営の重要課題として位置づけ、財務体質の強化、内部留保を図りつつ、財務状況や配当性向等を総合的に判断して配当を行うことを基本方針としております。　2022年３月期の中間・期末配当金につきましては、この度の業績予想の修正と上記方針を踏まえ、直近の配当予想から修正（増配）させていただきます。これにより、年間配当金は15円増配し、１株当たり140円となる予定です。