ドンキホーテＨＤが４日ぶり反発、外貨によるレジ精算サービスを開始

　ドンキホーテホールディングス<7532.T>が４日ぶりに反発。グループのアクリーティブ<8423.T>が提供するソリューションを活用して、きょうから「外貨によるレジ精算サービス」の提供を開始したと発表しており、利便性向上で外国人観光客の来店増につながるとの期待感から買われているようだ。訪日外国人観光客の利用が特に多い全国２０店舗で、従来のカード決済や日本円の支払いだけでなく、中国元・台湾ドル・韓国ウォン・タイバーツ・香港ドル・米国ドル・ユーロによる精算サービスの提供を開始するという。「自国の通貨で精算したい」「自国の通貨と混ぜて、日本円を使い切りたい」といった訪日外国人観光客のニーズに応えたもので、外貨での精算サービスのシステム開発や、換算レートの更新スキームの構築を行った同社グループのオリジナルサービスとなる。
　また同様に、アクリーティブにとってもビジネスチャンス拡大につながるとみられ、これに対する期待感から買いが入っている。

ドンキホーテＨＤの株価は９時２２分現在８３００円（△２１０円）
アクリーティブの株価は９時２２分現在２７５円（△５４円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）