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みずほ証、10年3月期連結最終損益は1270億6400万円の黒字転換
みずほ証券は28日、10年3月期決算を発表。10年3月期は黒字転換し、連結営業損益は308億8700万円の黒字(前期は158億6100万円の赤字)、連結最終損益は1270億6400万円の黒字(同134億6800万円の赤字)となった。
09年5月の旧新光証券と旧みずほ証券の合併によるシナジー効果により、株式や債券の引き受け、投資信託の募集販売、投資銀行関連業務の受け入れ手数料が好調に推移。債券を中心としたトレーディング収益の回復も寄与した。また、合併に伴う負ののれん発生益を特別利益に一括計上した。
11年3月期業績予想は開示していない。
28日終値は7円安の263円。
[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:モーニングスター社
メガバンク株の底堅さ際立つ、市場では物色の流れ加速との見方も
8日前場は、銀行株の底堅さが際立った。
前半は7日に急騰した勢いが継続。午前9時30分には、三井住友フィナンシャルグループが50円高の3310円まで買われ新値追い、三菱UFJフィナンシャル・グループは7円高の510円を付け年初来高値を更新した。その後、日経平均の下げ幅拡大を受けて両銘柄ともマイナス圏に沈んだが、再びプラス圏に浮上。前場終値は三井住友が15円高の3275円、三菱UFJは1円高の504円となった。なお、みずほフィナンシャルグループは前日比変わらずで引けた。
外資系証券によると、「前日ほどではないが、出遅れ感から、銀行、証券など金融株に海外勢からの買いが入った」という。大和証券グループ本社が年初来高値更新、野村ホールディングスは3日続伸と証券株も堅調に推移した。
準大手証券では、「日経平均の下げ幅が一時100円を超える軟調地合いのなかでほとんど下げなかったことは、銀行株の底堅さを物語っている」と判断。「ハイテク株に一服感があるだけに、出遅れ感を背景にした銀行株物色はまだ続きそうだ。TOPIX(東証株価指数)が1000ポイントを回復すれば加速するだろう」と予想していた。(武石謙作)
[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:モーニングスター社