八十二、今期経常を52％上方修正、配当も4円増額

　八十二銀行 <8359> [東証Ｐ] が3月15日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の210億円→320億円(前期は348億円)に52.4％上方修正し、減益率が39.8％減→8.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の39.2億円→149億円(前年同期は144億円)に3.8倍増額し、一転して3.2％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の20円→24円(前期は20円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年３月期第３四半期の連結経営成績および現時点で把握可能な情報に基づき、通期連結業績予想を修正するものです。　個別業績につきましては、当初予想と比べて資金利益、株式等損益が上回る見込みであることなどから、通期業績予想を修正するものです。　連結業績につきましては、当初予想と比べて有価証券関係損益の改善および与信関係費用が低く抑えられる見込みであることなどから、連結業績予想を修正するものです。

　　当行は、「中期経営目標」において、2023年度から2025年度まで毎年度１株あたりの年間配当目標額を20 円以上としております。今回修正した通期業績予想等を踏まえて、期末配当予想について１株あたり10円から14円に修正いたします。これにより、2024年３月期の年間配当金は24円となる予定です。　なお、2024年３月期の期末配当金の増配につきましては、2024年６月21日開催予定の定時株主総会にてご提案申し上げる予定です。