八十二、非開示だった今期経常は25％減益、未定だった配当は2円減配

　八十二銀行 <8359> が10月30日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比39.2％減の116億円に落ち込んだ。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比25.3％減の250億円に減る見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比6.8％減の133億円に減る計算になる。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は12円(前期は14円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比35.0％減の56.8億円に落ち込んだ。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年3月期の通期業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が多岐に渡り、適正かつ合理的な業績予想の算定が困難なことから、2020年7月31日公表の「2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」において、業績予想を未定としておりました。　2021年3月期第2四半期の実績及び現時点で把握可能な情報に基づき通期連結業績予想及び個別業績予想を公表することといたしました。

　　2020年7月31日公表の「2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」において、期末配当予想を未定としておりましたが、公表した通期業績予想に基づき、経営計画とする連結配当性向30%の水準として、配当予想を1株当たり6円（年間配当金合計12円）とすることといたします。