みちのく銀、今期経常を一転31％増益に上方修正、配当も5円増額

　みちのく銀行 <8350> が10月21日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の15億円→29億円(前期は22.1億円)に93.3％上方修正し、一転して30.8％増益見通しとなった。
　なお、4-9月期(上期)の連結経常利益は従来予想の20億円(前期は13億円)を据え置いた。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の20円→25円(前期は20円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　個別業績予想において、生産性向上へ向けた取組みの効果により経費が前回公表予想を下回る見込みとなったほか、与信関連費用が前回公表予想を下回る見込みとなったことなどを踏まえ、前回公表予想を上方修正するものです。また、連結業績予想の上方修正は、主に個別業績予想の上方修正によるものであります。

　上記記載の業績予想の修正および、創立100周年を迎えるにあたりこれまでの株主の皆様への感謝の意を表し、普通株式の期末配当金を１株当たり５円増配し、１株当たり15円に修正いたします。これにより、2022年３月期の普通株式の年間配当金は中間配当予想の変更はないため、25円となる予定であります。＊上記の業績予想は、当行が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は今後様々な要因により異なる可能性があります。