ＡＴグループ、上期経常を2.9倍上方修正

　ＡＴグループ <8293> [名証２] が10月28日後場(15:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の15億円→43億円(前年同期は76.2億円)に2.9倍上方修正し、減益率が80.3％減→43.6％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の51億円(前期は110億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期累計期間の業績につきましては、緊急事態宣言解除後の経済活動再開に伴い、主力の新車販売を中心とする当社の業績も緩やかに回復していくものと見込んでおりましたが、想定よりも早いペースで新車需要が回復しており、ハリアーなどの新型車効果とも相まって、新車・中古車をはじめ全体として予想を上回る業績で推移いたしました。また、コロナ禍の厳しい業績見通しの中、グループ一丸となってコストの削減にも取り組んだ結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前回発表の予想を上回る見込みとなりました。　なお、2021年３月期の通期連結業績予想につきましては、現在精査中であり、第２四半期決算発表時（2020年11月12日予定）に公表いたします。　また、当社個別の業績予想につきましては、当社が純粋持株会社であることから、公表は控えさせていただいております。(注)上記の業績予想数値につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって、記載の予想数値とは大幅に異なる結果となる可能性があります。