決算は通期計画を超過
時価総額:1056.43億円
PER:32.00倍
PBR:0.82倍
【決算は通期計画を超過】
1/9の決算を発表。18年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比62.6%増の108億円に拡大し、通期計画の90.1億円に対する進捗率が120.1%とすでに上回り、足元の好調さを確認した。
【大雪関連株】
2月に入っても北陸を中心に寒波が到来。気象庁が異常気象の発生が高まる「ラニーニャ現象が発生しているとみられる」と発表、今冬は厳しい寒さになり大雪関連銘柄に注目が集まっている。いわゆる大雪関連株は、急騰習性は持つものの、思惑買いのなかで株価上昇が一過性となる場合も少なくはない。スキーウエアなど防寒衣料も揃う同社にも目を配っておきたい。開催中の平昌五輪もあり、成績次第では思惑高を招く可能性もある。
【早期対応が奏功】
同社は昨年6/26に、子会社のゼビオコリアが韓国で展開している4店舗の閉鎖と、小売り事業から撤退することを発表。事業撤退は景気減速による韓国市場での販売不振などが主な理由。同社では、これに伴うグループ業績への影響は微減だとしているが、早期に不採算部からの撤退が収益に結びついている。
スポーツ用品専門店を東日本中心に展開。「ゼビオ」と「ヴィクトリア」が主柱。