ライフコーポ、今期経常を12％上方修正、配当も10円増額

　ライフコーポレーション <8194> [東証Ｐ] が1月11日大引け後(15:00)に決算を発表。24年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比40.3％増の198億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の205億円→230億円(前期は200億円)に12.2％上方修正し、増益率が2.4％増→14.9％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の76.4億円→101億円(前年同期は106億円)に32.7％増額し、減益率が28.4％減→5.0％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の80円→90円(前期は70円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比45.2％増の70億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.4％→3.4％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年２月期につきましては、多様なニーズにお応えする売場作りや商品開発、ネットスーパーの伸長等により、新店・既存店が好調に推移しました。加えて、コスト最適化に向けた全社的な取組み（カイゼン活動）の成果もあり、収益面、利益面ともに前回公表予想を上回る見込みです。また、当期純利益についても、東京本社移転に係る費用（特別損失）を織り込んだ上で、前回公表予想を上回る見込みです。（注）上記予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。

　　現状の事業推移や本日の業績予想の修正を踏まえ、当社の株主還元方針に照らし、本日開催の取締役会において期末配当予想を修正することといたしました。