決算プラス・インパクト銘柄 … タカキュー、瑞光、カネコ種 (10月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月1日から2日の決算発表を経て3日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ニューテック <6734>
　20年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比27.9％増の1億4200万円に伸び、通期計画の2億1100万円に対する進捗率は67.3％に達し、5年平均の39.4％も上回った。

★No.2　瑞光 <6279>
　20年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比40.6％増の10.6億円に拡大したが、通期計画の23.8億円に対する進捗率は44.6％となり、5年平均の46.8％とほぼ同水準だった。

★No.4　タカキュー <8166>
　20年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常損益(非連結)は1.6億円の赤字(前年同期は5.6億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6734> ニューテック 　ＪＱ　　 +3.04 　 10/ 2　　上期　　　 27.93
<6279> 瑞光 　　　　　東２　　 +2.49 　 10/ 2　　上期　　　 40.61
<1376> カネコ種 　　　東１　　 +1.79 　 10/ 2　　　1Q　　　 -9.63
<8166> タカキュー 　　東１　　 +0.57 　 10/ 2　　上期　　　　赤縮

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース