ソマールが３日ぶり反発、１８年３月期業績の上振れと配当増額を好感

　ソマール<8152.T>が３日ぶりに反発している。７日の取引終了後、集計中の１８年３月期連結業績について、売上高が従来予想の２０９億円から２２５億１４００万円（前の期比７．５％増）へ、営業利益が７億６０００万円から１０億２７００万円（同７７．１％増）へ、純利益が７億円から９億１１００万円（同７８．３％増）へ上振れたようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。

　 スマートフォンや自動車部品業界など、上期好調だった同社の主な関係業界の景況について、従来予想は下期に減速すると見込んでいたが、予想したほどには落ち込むことなく堅調に推移したことが寄与した。また、新たな顧客開拓による拡販で、コーティング製品や高機能樹脂製品などの販売が引き続き好調に推移したことなども貢献した。なお、業績上振れに伴い、従来３０円を予定していた期末一括配当を２０円増額して５０円にするとあわせて発表した。

出所：minkabuPRESS