三信電、前期経常を19％上方修正、配当も8円増額

　三信電気 <8150> が5月7日大引け後(18:00)に業績・配当修正を発表。18年3月期の連結経常損益を従来予想の15億円の黒字→17.8億円の黒字(前の期は9.5億円の赤字)に18.7％上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.6億円→11.4億円(前年同期は7.3億円)に32.3％増額し、増益率が18.4％増→56.7％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の25円→33円(前の期は25円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　デバイス事業の売上高が好調に推移したこと、営業外損益が改善できたことから、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が公表した予想を上回る見込みとなりました。

　　当社では現在実行中であるＶ70中期経営計画（最終年度2021年3月期）において、2018年３月期から2020年３月期までの３期間は、連結配当性向100％を目処とした配当を実施することとしております。つきましては、親会社株主に帰属する当期純利益の予想数値が今回修正されたことに伴い2018年3月期の期末配当を当初予想から引き上げるものであります。※上記予想は、現時点で入手可能な情報に基づいており、実際の業績などは様々な要因により上記予想数値と異なる可能性があります。