―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月7日から8日の決算発表を経て11日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 北興化 <4992>
22年11月期第2四半期累計(21年12月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比56.7%増の38億円に拡大し、通期計画の36億円に対する進捗率が105.7%とすでに上回り、さらに5年平均の78.6%も超えた。
★No.2 マルゼン <5982>
23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比2.5%増の13.3億円となり、3-8月期(上期)計画の21.7億円に対する進捗率は61.6%となり、5年平均の59.3%とほぼ同水準だった。
★No.3 ヤマトインタ <8127>
22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の連結営業損益は2億4100万円の黒字(前年同期は7700万円の赤字)に浮上し、通期計画の1億円に対する進捗率が241.0%とすでに上回り、さらに5年平均の119.9%も超えた。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<4992> 北興化 東S +7.80 7/ 8 上期 56.74
<5982> マルゼン 東S +2.46 7/ 8 1Q 2.45
<8127> ヤマトインタ 東S +1.44 7/ 8 3Q 175.11
<5271> トーヨアサノ 東S +1.18 7/ 8 1Q 26.19
<9313> 丸八倉 東S +1.13 7/ 8 上期 -19.13
<7975> リヒトラブ 東S +0.82 7/ 8 1Q -49.47
<8931> 和田興産 東S +0.50 7/ 8 1Q 5.59
<3815> メディア工房 東G +0.48 7/ 8 3Q 2980.00
<5942> フイルコン 東S +0.41 7/ 8 上期 84.58
<6411> 中野冷 東S +0.35 7/ 8 1Q -33.97
<9661> 歌舞伎 東S +0.21 7/ 8 1Q 赤縮
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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