ヤマトインタ、前期最終を40％下方修正

　ヤマトインターナショナル <8127> が9月24日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年8月期の連結最終損益を従来予想の0.5億円の黒字→0.3億円の黒字(前の期は12.9億円の赤字)に40.0％下方修正した。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結最終損益も従来予想の100万円の赤字→0.2億円の赤字(前年同期は13.6億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１. 連結業績2021年８月期の通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の見通しが不透明であり、当社の業績に与える影響等の予測が困難であったことから当初未定としておりましたが、2021年３月19日「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」において、連結業績予想を公表いたしました。新型コロナウイルス感染症に伴う商業施設の時短営業や人々の外出自粛等の影響を受ける中、特に感染力が強いデルタ株の猛威や度重なる緊急事態宣言の延長により来店客数が減少したことで、第４四半期（６～８月）における８月の既存店売上の前年比は約82％となり、夏物販売の落ち込みにより利益面への影響を強く受けました。これらによる業績への影響を織り込んだ結果、2021年８月期の通期連結業績予想を上記のとおり修正いたします。２. 個別業績通期の個別業績予想につきましては、連結業績と同様の状況により、上記のとおり修正いたします。※なお、配当予想につきましては、2021年３月19日公表の「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」からの変更はありません。（注）本資料に記載されている修正予想の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により異なる可能性があります。