―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の12月11日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 JSB <3480>
20年10月期の連結経常利益は前の期比27.0%増の42.4億円に伸びたが、21年10月期は前期比2.9%減の41.2億円に減る見通しとなった。
▲No.4 クミアイ化 <4996>
20年10月期の連結経常利益は前の期比1.9%増の99.1億円になったが、21年10月期は前期比7.2%減の92億円に減る見通しとなった。
▲No.5 日工営 <1954>
21年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常損益は14.3億円の赤字(前年同期は9.3億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3480> JSB 東1 -13.34 12/14 本決算 -2.94
<4446> リンクユー 東1 -10.35 12/14 1Q 83.05
<3038> 神戸物産 東1 -7.10 12/14 本決算 4.88
<4996> クミアイ化 東1 -6.85 12/14 本決算 -7.22
<1954> 日工営 東1 -2.51 12/14 1Q 赤拡
<8079> 正栄食 東1 -1.46 12/14 本決算 -7.15
<9842> アークランド 東1 -1.23 12/14 3Q 33.36
<8077> トルク 東1 -1.14 12/14 本決算 -
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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