<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」2位に内田洋
3日の取引終了後に第1四半期(7月21日~10月20日)連結決算を発表。売上高801億1600万円(前年同期比52.4%増)、営業利益30億800万円(同95.6%増)、純利益23億1100万円(同92.1%増)と大幅な増収増益となった。公共市場で26年3月末にピークを迎えるGIGAスクール構想による1人1台端末の更新が始まったことに加えて、自治体システムの標準化対応や、小中学校改築の大規模案件獲得が寄与。民間市場では25年10月のWindows10サポート終了にともなう情報化投資のなかでパソコン更新やキッティングなどのIT関連サービスが拡大した。
26年7月期通期業績予想は、売上高4180億円(前期比24.0%増)、営業利益154億円(同26.5%増)、純利益108億円(同9.9%増)の従来見通しを据え置いた。会社側ではWindows10のサポート終了に伴う需要は第1四半期で収束するとしながらも、第3四半期にGIGAスクールの端末更新需要がピークを迎え、オフィス関連事業分野も案件が拡大する見込みとしている。
業績は好調だったが、この日は材料出尽くし感もあって株価は急落。Windows10サポート終了による更新需要の恩恵が期待されていただけに、やや物足りなさも意識されたようで、これらが売り予想数の上昇につながっている。
出所:MINKABU PRESS
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