紙パル商、非開示だった今期経常は27％減益へ

　日本紙パルプ商事 <8032> が8月11日後場(13:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比19.7％減の20.8億円に減った。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比26.5％減の72億円に減る見通しを示した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の2.0％→1.6％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期の業績予想につきましては、世界的な新型コロナウイルス感染拡大が当社グループ業績に与える影響を合理的に算定することが困難であったことから未定としておりましたが、 当第１四半期連結累計期間の業績および、 現時点において入手可能な情報 を踏まえ 、上記のとおり公表いたします。　新型コロナウイルス感染拡大による社会経済活動の制限の影響で紙・板紙の需要が大幅に減少しており、今期中は当社グループ事業への影響が継続するものの、当連結会計年度を通じてゆるやかに回復に向かうという前提のもと 、連結業績予想を算定いたしました。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。