大興電子、今期最終を26％下方修正

　大興電子通信 <8023> [東証Ｓ] が2月8日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は0.9億円の赤字(前年同期は3.3億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の10.5億円→7.8億円(前期は12.3億円)に25.7％下方修正し、減益率が14.8％減→36.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の10.3億円→7.6億円(前年同期は8.8億円)に26.1％減額し、一転して13.8％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は1.1億円の赤字(前年同期は900万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.0％→0.8％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース