<話題の焦点>=新概念のサイバーセキュリティー製品へ関心高まる
AppGuardとは、システムの正しい動作と機能を守ることを目的としたサイバーセキュリティー製品。従来のセキュリティーソフトは、マルウエア(悪意のあるソフトウエアやコードの総称)を検知・駆除することでサイバー攻撃を防いでいるが、新しいマルウエアは次々と登場するため、セキュリティー企業は日々、新たな情報を収集し、ソフトを更新し、ユーザーに提供する必要がある。そのため、既に存在を知られているマルウエアは検知・駆除することができるが、未知のものは検知できないというリスクがつきまとう。
一方、AppGuardは「検知」をしないセキュリティー製品だ。AppGuardをインストールしたシステムでは「適正な動作」を監視し、適正でない動作は遮断される。つまり攻撃の段階で脅威を取り除くことになる。そのため、「新概念のサイバーセキュリティー製品」とも呼ばれ、米国陸軍ならびに米国防省の高水準なセキュリティー・スタンダードを満たしたことを示すCoN認証を取得。また、米国の政府機関での長年の実績を持っているという。
日本国内ではまだ認知度は高くないものの、「AppGuard」を提供するBluePlanet-works(ブルー・プラネット ワークス、東京都渋谷区)が昨年4月に行った資金調達にはANAホールディングス<9202.T>や第一生命ホールディングス<8750.T>傘下の第一生命保険、SOMPOホールディングス<8630.T>傘下の損保ジャパン日本興亜、電通<4324.T>、ISID<4812.T>、大興電子通信<8023.T>、PCIホールディングスなどが出資。8月に行った資金調達でもジェイティービー(東京都品川区)、フェイス<4295.T>、吉本興業などが出資しており、将来性への期待の高さがうかがえる。
関連銘柄としては、販売パートナーである大興電通やPCIHDが代表格だろう。また、前述のハイパー、PCNETなども注目を集めそうだ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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