決算マイナス・インパクト銘柄 … しまむら、象印、あさひ (4月1日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月29日から1日の決算発表を経て2日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.3　メディカルＮ <3645>
　19年5月期第3四半期累計(18年6月-19年2月)の連結経常利益は前年同期比37.2％減の1億0800万円に落ち込み、通期計画の1億7000万円に対する進捗率は63.5％にとどまり、5年平均の95.9％も下回った。

▲No.4　象印 <7965>
　19年11月期第1四半期(18年12月-19年2月)の連結経常利益は前年同期比24.2％減の31.2億円に減ったが、12-5月期(上期)計画の43億円に対する進捗率は72.7％に達し、5年平均の67.7％も上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2164> 地域新聞社 　　ＪＱ 　 -10.51 　　4/ 1　　上期　　　　黒転
<3333> あさひ 　　　　東１　　 -8.36 　　4/ 1　本決算　　　　6.78
<3645> メディカルＮ 　東Ｍ　　 -5.28 　　4/ 1　　　3Q　　　-37.21
<7965> 象印 　　　　　東１　　 -4.35 　　4/ 1　　　1Q　　　-24.24
<8227> しまむら 　　　東１　　 -3.52 　　4/ 1　本決算　　　 36.06

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース