<動意株・22日>(大引け)=ガンホー、日コークス、日写印など
日本コークス工業<3315.T>=3日続伸。ここにきて、過剰流動性相場の流れを受けて低位の出遅れ株に物色資金が向かっているが、同銘柄は特定資金買い攻勢の思惑に加えて、個人投資家の人気も高く、「信用買い残が増加する傾向で注目度の高まりを暗示している」(市場筋)。世界資金が株高・債券安のリスク選好を強める中で原油価格も上昇するなどエネルギー市況の回復が意識されており、石炭、コークスを柱とする同社株の刺激材料となっている、との見方もある。
日本写真印刷<7915.T>=大幅高で3日続伸。同社は成長性の高いスマートフォンやタブレット端末向けのタッチパネルを手掛けているが、量産開始時期のずれ込みなどから、業績は連結経常赤字が続くといった強弱感対立しやすい状況にある。21日申し込み現在の日証金での貸借倍率が0.22倍と売り長で、1日5銭の逆日歩がつくなど取組妙味から、きょうも売り方の買い戻しを狙った買いが継続しているようだ。
津田駒工業<6217.T>=大幅に3日続伸。21日引け後に、13年11月期連結業績予想を発表。売上高374億円(前期比16.3%増)、経常損益は6億円の黒字(前期は17億7400万円の赤字)転換を見込む。繊維機械は中国での下期以降の回復を予想するほか、新興国での需要拡大を取り込む見通し。工作機械は米国やアジア向けの販売に注力し、増収、経常損益の黒字転換を目指す。 河合楽器製作所<7952.T>=3日続伸。低位材料株が個別に賑わうなかで同社株にも人気が波及している。ピアノで世界2位を誇ることから円安による輸出採算改善期待や、国内では13年ぶりにフルモデルチェンジとなったグランドピアノの高級ブランド「シゲルカワイ」の好調なども注目。
日本電子<6951.T>=大幅反発。22日付の日本経済新聞が「日本電子の2013年3月期に連結損益分岐点売上高が740億円程度と、10年3月期に比べて1割強下がる見通し」と報じたことを好感した買いが入っている。円高対応でこの3年間、人員削減やグループ会社の統合などのコスト削減効果が出てきたことから、1ドル=78円でも黒字になる収益構造ができたと記事は伝えており、足もとの円安で今期収益の上方修正期待の買いが先行している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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