地中熱は浅い地盤中に存在し、いたるところで利用可能な低温の熱エネルギーで、海外では既に地中熱エネルギーの普及が進んでおり、日本においても地球温暖化防止にも貢献できる再生可能ネルギーとして注目が集まっている。同社では従来の地中熱工法の4〜5倍で、一つの熱源孔から水資源と熱エネルギーの両方が取り出せる、独自技術「ヒートクラスター(R)」を確立させエネルギー関連事業に進出。特定建設業の許可を保有しているエイゼンコーポレーションの株式を取得することから設備工事の元請となることが可能となり、エネルギーの地産地消をサポートし、農業のエネルギー支援だけでなく、病院や老人ホームなど施設によるエネルギー創出の支援も推進していく。
農業活用のメリットとしては、冬季のボイラー使用等による化石燃料の削減、夏季のハウス内冷却など通常のエアコンでは困難な栽培環境を実現することで強い農業づくりをサポート、IoT技術や通信技術を併用することで、高効率・高収益化に寄与するとしている。
同社は、地中熱導入のための計画から、設置工事、さらに地中熱システムの運用コンサルテーションまでワンストップで対応が可能になることで、地中熱ビジネスの推進を加速させるとしている。
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