新たにウェーブロックグループに加わった会社と共に、地中熱導入のための計画から、設置工事、さらに地中熱システムの運用コンサルテーションまでワンストップで対応が可能になることで、地中熱ビジネスの推進を加速させる。
未来の再生可能エネルギー「地中熱」
2022年、イノベックスが世に送り出すのが、再生可能エネルギーである地中熱事業だ。地中熱は浅い地盤中に存在し、いたるところで利用可能な低温の熱エネルギーで、海外では既に地中熱エネルギーの普及が進んでおり、日本においても地球温暖化防止にも貢献できる再生可能ネルギーとして注目が集まっている。ウェーブロックでは従来の地中熱工法の4~5倍で、一つの熱源孔から″水資源”と″熱エネルギー”の両方が取り出せる、日本初の独自技術「ヒートクラスター(R)︎」を確立させエネルギー関連事業に進出。特定建設業の許可を保有している株式会社エイゼンコーポレーションの株式を取得したことから設備工事の元請となることが可能となり、エネルギーの地産地消をサポートし、農業のエネルギー支援だけでなく、病院や老人ホームなど施設によるエネルギー創出の支援も推進していく。
地中熱で、まず「農業支援」
農家からのニーズは、地中熱で農作物を「冷やしたい」
地中熱とは地表からおおよそ地下200mの深さまでの地中にある熱のことを指し、このうち深さ10m以深の地中温度は季節に関わらず、ほぼ安定している。夏は外気温より冷たく、冬は外気温より暖かい性質を持っている。この安定した熱エネルギーを地中から取り出し、冷暖房や給湯、融雪などに利用することを「地中熱利用」と呼ぶ。その利用方法は、ヒートポンプシステム、空気循環、熱伝導、水循環、ヒートパイプの5つに分類することができ、用途に合わせて選定することになる。
イノベックスの独自技術「ヒートクラスター(R)︎」で、地中熱エネルギーを使用することで、ハウスの空調温度をムラなく管理することが可能となり、生産時期もコントロールできるようになる。特に、農家からのニーズは、温暖化が進む世界で、熱くなりすぎるハウスを「冷やす」こと。農作物の成長点を定期的に冷やすことで、作物本来の味や美しさがさらに引き立ち、付加価値の高い作物の栽培が可能となる。エアコンの空気熱源だけでムラなく冷やすことは、光熱コストを増大させ、農家の負担が大きくなってしまう問題があり、それらの問題を解決するのが、地中熱エネルギーを活用した空調システムである。また病院や老人ホーム、保育園、幼稚園、道の駅といった広い敷地を保有し、長時間冷暖房を使用する施設でも、従来の空調システムに比べ、光熱費が抑えられることから、エネルギーコストの削減にもつなげることが可能となる。また、将来的な使用例として、データセンターでのICT機器の排熱によるホットスポットの冷却や仮想通貨のマイニング(仮想通貨の取引承認に必要となる複雑な計算)時に発生する熱を冷却する用途にも期待が寄せられている。この独自技術をさまざまな業種のランニングコストの削減に繋げるだけでなく、環境に配慮する街づくりに貢献し、関係する全てのステークホルダーの事業価値の向上を目指す。
【地中熱エネルギー活用の仕組み】
ヒートクラスター(R)は、井戸を熱源として活用することで、標準的な地中熱利用の5倍程度の性能を発揮するという特徴を持っている。
この技術を活用することで熱源となるボーリング孔の本数を通常の1/5にできるため、導入コストの削減につながるだけでなく、井戸水の活用も可能となる。
一本の採熱孔から“熱”と“水”資源の両方を取り出すことができる本技術は、国内だけでなく途上国などで抱える複数の問題を解決する新たな技術として期待されている。
【地中熱導入のメリット】
・化石燃料に依存しない地産地消の再生可能エネルギーを活用することでCO2の排出削減が可能。
・大気中に排熱しないため、ヒートアイランド現象の抑制効果がある。
・ランニングコストの削減と事業価値の向上に寄与。
・環境、防災、自立を実現した社会づくりに貢献。
【農業活用のメリット】
・冬季のボイラー使用等による化石燃料の削減。
・夏季のハウス内冷却など通常のエアコンでは困難な栽培環境を実現することで強い農業づくりをサポートする。
・IoT技術や通信技術を併用することで、高効率・高収益化に寄与。
イノベックスのビジネスシーンに応じたソリューション
産業資材、農業資材、生活資材、包装資材といった、生活の身近にある商品を販売している。業種別・製品群別に編成された5つのソリューション営業部でビジネス展開をはかり、お客様ごとへ最適なソリューションを提供している。また、環境問題解決に貢献するビジネスの一環としてスジャータめいらくグループとの協業により、人々の生活にまつわる製品を多く取り扱っている。
こんなところにもイノベックスの商品が
植物由来のバイオマスプラスチックを使用したスジャータめいらくグループのコーヒーフレッシュ「ECO SUJAHTA4.5」にウェーブロックの製品が採用されている。本商品はポーション型コーヒーフレッシュでは業界初となる、植物由来のバイオマスプラスチックを容器の一部に配合している商品。環境問題解決に貢献するビジネスの一環としてスジャータめいらくグループとの協業により、環境に配慮した素材を使用し、脱炭素社会へ向けた取り組みを強化している。
【株式会社イノベックス】
株式会社イノベックスは、ウェーブロックホールディングスグループの中核会社として、産業資材、農業資材、生活資材を販売し、包装資材等のグループ内経営資源の融合を行う企業である。 2020年4月より製造を担う子会社である日本ウェーブロック株式会社、及びダイオ化成株式会社を吸収合併し、グループとして掲げる「異なる素材を組み合わせて革新的な製品を作り出す」という“Integration for Innovation”を実現するために、革新的製品を作り出すのみにとどまらず、ニーズに見合った”Solution”も加え、提供できるビジネス活動をよりいっそう加速していくことを目標とする。
ウェーブロックホールディングス株式会社概要
【設立】1964年6月20日
【資本金】21億8,504万円
【代表取締役 兼 執行役員社長】石原 智憲
【本社所在地】〒104-0044 東京都中央区明石町8-1 聖路加タワー13F
【URL】http://www.wavelock-holdings.com/ja/index.html
【事業内容】持株会社、グループ全体の戦略策定、資源配分、経営管理
株式会社イノベックス概要
【設立】2013年2月6日
【資本金】1億円
【代表取締役 兼 執行役員社長】浅見 昌之
【本社所在地】〒104-0044 東京都中央区明石町8-1 聖路加タワー13F
【URL】http://www.innovex-w.co.jp/
【事業内容】プラスチックシート・フィルム、合成繊維製網製品、その他加工製品、関連商品の販売
未来の再生可能エネルギー「地中熱」
2022年、イノベックスが世に送り出すのが、再生可能エネルギーである地中熱事業だ。地中熱は浅い地盤中に存在し、いたるところで利用可能な低温の熱エネルギーで、海外では既に地中熱エネルギーの普及が進んでおり、日本においても地球温暖化防止にも貢献できる再生可能ネルギーとして注目が集まっている。ウェーブロックでは従来の地中熱工法の4~5倍で、一つの熱源孔から″水資源”と″熱エネルギー”の両方が取り出せる、日本初の独自技術「ヒートクラスター(R)︎」を確立させエネルギー関連事業に進出。特定建設業の許可を保有している株式会社エイゼンコーポレーションの株式を取得したことから設備工事の元請となることが可能となり、エネルギーの地産地消をサポートし、農業のエネルギー支援だけでなく、病院や老人ホームなど施設によるエネルギー創出の支援も推進していく。
地中熱で、まず「農業支援」
農家からのニーズは、地中熱で農作物を「冷やしたい」
地中熱とは地表からおおよそ地下200mの深さまでの地中にある熱のことを指し、このうち深さ10m以深の地中温度は季節に関わらず、ほぼ安定している。夏は外気温より冷たく、冬は外気温より暖かい性質を持っている。この安定した熱エネルギーを地中から取り出し、冷暖房や給湯、融雪などに利用することを「地中熱利用」と呼ぶ。その利用方法は、ヒートポンプシステム、空気循環、熱伝導、水循環、ヒートパイプの5つに分類することができ、用途に合わせて選定することになる。
イノベックスの独自技術「ヒートクラスター(R)︎」で、地中熱エネルギーを使用することで、ハウスの空調温度をムラなく管理することが可能となり、生産時期もコントロールできるようになる。特に、農家からのニーズは、温暖化が進む世界で、熱くなりすぎるハウスを「冷やす」こと。農作物の成長点を定期的に冷やすことで、作物本来の味や美しさがさらに引き立ち、付加価値の高い作物の栽培が可能となる。エアコンの空気熱源だけでムラなく冷やすことは、光熱コストを増大させ、農家の負担が大きくなってしまう問題があり、それらの問題を解決するのが、地中熱エネルギーを活用した空調システムである。また病院や老人ホーム、保育園、幼稚園、道の駅といった広い敷地を保有し、長時間冷暖房を使用する施設でも、従来の空調システムに比べ、光熱費が抑えられることから、エネルギーコストの削減にもつなげることが可能となる。また、将来的な使用例として、データセンターでのICT機器の排熱によるホットスポットの冷却や仮想通貨のマイニング(仮想通貨の取引承認に必要となる複雑な計算)時に発生する熱を冷却する用途にも期待が寄せられている。この独自技術をさまざまな業種のランニングコストの削減に繋げるだけでなく、環境に配慮する街づくりに貢献し、関係する全てのステークホルダーの事業価値の向上を目指す。
【地中熱エネルギー活用の仕組み】
ヒートクラスター(R)は、井戸を熱源として活用することで、標準的な地中熱利用の5倍程度の性能を発揮するという特徴を持っている。
この技術を活用することで熱源となるボーリング孔の本数を通常の1/5にできるため、導入コストの削減につながるだけでなく、井戸水の活用も可能となる。
一本の採熱孔から“熱”と“水”資源の両方を取り出すことができる本技術は、国内だけでなく途上国などで抱える複数の問題を解決する新たな技術として期待されている。
【地中熱導入のメリット】
・化石燃料に依存しない地産地消の再生可能エネルギーを活用することでCO2の排出削減が可能。
・大気中に排熱しないため、ヒートアイランド現象の抑制効果がある。
・ランニングコストの削減と事業価値の向上に寄与。
・環境、防災、自立を実現した社会づくりに貢献。
【農業活用のメリット】
・冬季のボイラー使用等による化石燃料の削減。
・夏季のハウス内冷却など通常のエアコンでは困難な栽培環境を実現することで強い農業づくりをサポートする。
・IoT技術や通信技術を併用することで、高効率・高収益化に寄与。
イノベックスのビジネスシーンに応じたソリューション
産業資材、農業資材、生活資材、包装資材といった、生活の身近にある商品を販売している。業種別・製品群別に編成された5つのソリューション営業部でビジネス展開をはかり、お客様ごとへ最適なソリューションを提供している。また、環境問題解決に貢献するビジネスの一環としてスジャータめいらくグループとの協業により、人々の生活にまつわる製品を多く取り扱っている。
こんなところにもイノベックスの商品が
植物由来のバイオマスプラスチックを使用したスジャータめいらくグループのコーヒーフレッシュ「ECO SUJAHTA4.5」にウェーブロックの製品が採用されている。本商品はポーション型コーヒーフレッシュでは業界初となる、植物由来のバイオマスプラスチックを容器の一部に配合している商品。環境問題解決に貢献するビジネスの一環としてスジャータめいらくグループとの協業により、環境に配慮した素材を使用し、脱炭素社会へ向けた取り組みを強化している。
【株式会社イノベックス】
株式会社イノベックスは、ウェーブロックホールディングスグループの中核会社として、産業資材、農業資材、生活資材を販売し、包装資材等のグループ内経営資源の融合を行う企業である。 2020年4月より製造を担う子会社である日本ウェーブロック株式会社、及びダイオ化成株式会社を吸収合併し、グループとして掲げる「異なる素材を組み合わせて革新的な製品を作り出す」という“Integration for Innovation”を実現するために、革新的製品を作り出すのみにとどまらず、ニーズに見合った”Solution”も加え、提供できるビジネス活動をよりいっそう加速していくことを目標とする。
ウェーブロックホールディングス株式会社概要
【設立】1964年6月20日
【資本金】21億8,504万円
【代表取締役 兼 執行役員社長】石原 智憲
【本社所在地】〒104-0044 東京都中央区明石町8-1 聖路加タワー13F
【URL】http://www.wavelock-holdings.com/ja/index.html
【事業内容】持株会社、グループ全体の戦略策定、資源配分、経営管理
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【設立】2013年2月6日
【資本金】1億円
【代表取締役 兼 執行役員社長】浅見 昌之
【本社所在地】〒104-0044 東京都中央区明石町8-1 聖路加タワー13F
【URL】http://www.innovex-w.co.jp/
【事業内容】プラスチックシート・フィルム、合成繊維製網製品、その他加工製品、関連商品の販売
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