会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1.7億円の黒字→5.1億円の赤字(前年同期は8.8億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。
業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の50円→20円(前の期は70円)に大幅減額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当連結会計年度の連結業績につきましては、当第4四半期において1月から2月にかけては、ほぼ予想どおりに推移しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響が徐々に拡大していくなか、3月下旬に主要販売先の百貨店やリーガルシューズ、アウトレット店舗等が出店している商業施設の臨時休業が相次ぎ、当社グループ小売店舗においても31店舗が臨時休業したこともあり、3月の売上高が予想の3割程度減少いたしました。また、在庫増に伴う商品評価損の計上もあり、売上総利益が大幅に減少したため、営業利益、経常利益ともに前回予想を下回る見込みとなりました。 また、下記のとおり特別損失を計上したことに伴い、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、前回予想を下回る見込みとなりましたので、通期連結業績予想を修正いたします。1.特別損失の内容 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う事業環境の著しい変化を踏まえ、店舗関連損失、貸倒引当金繰入額、たな卸資産評価損等を、「感染症関連損失」として257百万円を計上することといたしました。・店舗関連損失 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う業績悪化等を背景にして、将来的な減損の兆候の発生を想定し、店舗の減損損失を見込むとともに、想定される不採算店舗の撤退等を鑑み閉店損失等も合わせ、75百万円を計上することといたしました。・貸倒引当金繰入額 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う将来的な債権回収状況の悪化等を想定し、繰入率を引上げて、貸倒引当金繰入額として125百万円を計上することといたしました。・たな卸資産評価損 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う将来的な事業環境の悪化等を想定し、収益性の低下が見込まれるたな卸資産につき評価損として、56百万円を計上することといたしました。(注)上記の業績予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
当社は、当業界の収益が市況動向による影響を受けやすいことから、将来にわたり安定的な経営基盤の確保と競争力の強化のため、内部留保の充実に留意いたしますとともに、配当政策につきましては、安定配当の維持を基本方針といたしております。 しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響で企業活動が制約されるなか、今後の業績につきましても、厳しい状況が続くものと予想されます。このような状況下におきましては、不測の事態に備え、手元資金を確保し雇用の維持と経営基盤の安定を図ることが、株主共通の価値につながるものと考えております。 当期の配当につきましては、本日開示の「特別損失の計上および業績予想の修正に関するお知らせ」の内容も勘案し、誠に遺憾ではございますが、前回予想を修正し、1株当たり年間配当の予想を20円とさせていただきます。
この銘柄の最新ニュース
リーガルのニュース一覧マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
リーガルコーポレーションの取引履歴を振り返りませんか?
リーガルコーポレーションの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。