「元号関連」が8位にランクイン、新元号発表接近で“記念消費”にも関心<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「元号関連」が8位にランクインしている。
平成の次の新元号が発表される4月1日がいよいよ迫ってきた。この発表から、実際に皇太子さまが新天皇陛下に即位され新元号を公布される5月1日に向けて、“新元号フィーバー”となり、さまざまな分野での消費拡大に拍車が掛かりそうだ。この改元に伴い、新元号の記載が必要となる印刷物の更新や、コンピューターシステムの改修など直接的な特需に加え、国民的な慶祝ムードの盛り上がりが想定されるなかでの“記念消費”的な関連需要の高まりにも期待が寄せられている。
関連銘柄としては、改元に伴う書類などの更新需要が見込める印刷関連の凸版印刷<7911.T>、大日本印刷<7912.T>、共同印刷<7914.T>、光村印刷<7916.T>、共立印刷<7838.T>、野崎印刷紙業<7919.T>、図書印刷<7913.T>などがある。一方で、紙幣や硬貨に刻印する元号の変更などに伴い、通貨を認識するメカニズムの改修需要で恩恵が想定される日本金銭機械<6418.T>、グローリー<6457.T>、ムサシ<7521.T>にも注目したい。
また、IT・ソフトウェア産業でも「平成」から次の元号への改元に伴う需要が見込めそうだ。業務・組み込みソフト開発を手掛ける独立系SI会社のシステナ<2317.T>、クレジットカードなど金融系に強みを発揮するTIS<3626.T>、小売向けや地方銀行向けのITコンサルティング、システム構築などが好調のフューチャー<4722.T>、中小企業向けERPパッケージ「奉行シリーズ」を手掛けるオービックビジネスコンサルタント<4733.T>、請求書の印字など情報処理、発送作業の受託を手掛け、改元に伴いビジネスフォーム受注の増加が期待されるカワセコンピュータサプライ<7851.T>などにもビジネスチャンスが広がりそうだ。
更に、新元号に対する“あやかり婚ブーム”の到来が予想されるブライダル関連では、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331.T>、IBJ<6071.T>、アイ・ケイ・ケイ<2198.T>、ワタベウェディング<4696.T>なども追い風が見込まれる。一方、記念イベント関連では、広告大手の電通<4324.T>、博報堂DYホールディングス<2433.T>のほか、ディスプレー業界大手の乃村工芸社<9716.T>、丹青社<9743.T>にも恩恵が及びそうだ。
出所:minkabuPRESS
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