決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … アルメディオ、千代建、わかもと (2月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の2月1日から2日の決算発表を経て3日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　アルメディオ <7859>
　23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比63倍の5億0200万円に急拡大し、通期計画の4億円に対する進捗率が125.5％とすでに上回り、さらに前年同期の8.2％も超えた。

★No.2　千代建 <6366>
　23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比78.5％増の156億円に拡大し、通期計画の200億円に対する進捗率は78.2％に達したものの、5年平均の87.3％を下回った。

★No.3　わかもと <4512>
　23年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常損益(非連結)は1億2800万円の黒字(前年同期は5700万円の赤字)に浮上し、通期計画の1億1000万円に対する進捗率が116.4％とすでに上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7859> アルメディオ 　東Ｓ 　 +15.22 　　2/ 2　　　3Q　　 6175.00
<6366> 千代建 　　　　東Ｓ　　 +1.82 　　2/ 2　　　3Q　　　 78.51
<4512> わかもと 　　　東Ｓ　　 +1.35 　　2/ 2　　　3Q　　　　黒転
<9698> クレオ 　　　　東Ｓ　　 +1.08 　　2/ 2　　　3Q　　　-10.34
<8542> トマト銀 　　　東Ｓ　　 +0.66 　　2/ 2　　　3Q　　　 10.06

<7857> セキ 　　　　　東Ｓ　　 +0.64 　　2/ 2　　　3Q　　　 11.30
<5697> サンユウ 　　　東Ｓ　　 +0.50 　　2/ 2　　　3Q　　　 10.76

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした3日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース