決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … プレミアムＷ、ビーマップ、動物高度医療 (2月3日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の2月2日から3日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　第一建設 <1799>
　22年3月期の連結経常利益を従来予想の22.5億円→28億円(前期は54.2億円)に24.4％上方修正し、減益率が58.6％減→48.4％減に縮小する見通しとなった。

★No.3　プレミアムＷ <2588>
　22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比49.3％増の27億円に拡大し、通期計画の33億円に対する進捗率は82.0％に達し、さらに前年同期の56.8％も上回った。

★No.4　銀座ルノア <9853>
　22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は3.3億円の黒字(前年同期は14.6億円の赤字)に浮上して着地した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4316> ビーマップ 　　ＪＱ 　 +23.33 　　2/ 3　　　3Q　　　　赤拡
<1799> 第一建設 　　　ＪＱ　　 +4.88 　　2/ 3　　　3Q　　　-44.08
<2588> プレミアムＷ 　東２　　 +3.17 　　2/ 3　　　3Q　　　 42.98
<9853> 銀座ルノア 　　ＪＱ　　 +1.58 　　2/ 3　　　3Q　　　　黒転
<6039> 動物高度医療 　東Ｍ　　 +1.31 　　2/ 3　　　3Q　　　 11.11

<1730> 麻生フオーム 　ＪＱ　　 +1.09 　　2/ 3　　　3Q　　　　赤転
<9890> マキヤ 　　　　ＪＱ　　 +0.71 　　2/ 3　　　3Q　　　-35.12
<5956> トーソー 　　　東２　　 +0.19 　　2/ 3　　　3Q　　　-21.50
<2816> ダイショー 　　東２　　 +0.14 　　2/ 3　　　3Q　　　 13.21
<7857> セキ 　　　　　ＪＱ　　 +0.12 　　2/ 3　　　3Q　　　139.58

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース