決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … カプコン、キヤノンＭＪ、ＳＨＯＥＩ (1月26日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の1月25日から26日の決算発表を経て27日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＳＨＯＥＩ <7839>
　22年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比55.2％増の22.3億円に拡大し、10-3月期(上期)計画の29.5億円に対する進捗率は75.6％に達し、5年平均の49.4％も上回った。

★No.2　洋機械 <6210>
　22年3月期の連結経常損益を従来予想の12.5億円の黒字→17.3億円の黒字(前期は1億円の赤字)に38.4％上方修正した。

★No.3　信越ポリ <7970>
　22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比61.1％増の77億円に拡大し、通期計画の90億円に対する進捗率は85.7％に達し、5年平均の77.7％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7839> ＳＨＯＥＩ 　　東１　　 +8.00 　　1/26　　　1Q　　　 55.18
<6210> 洋機械 　　　　東１　　 +6.36 　　1/26　　　3Q　　　　黒転
<7970> 信越ポリ 　　　東１　　 +5.80 　　1/26　　　3Q　　　 61.11
<9697> カプコン 　　　東１　　 +1.58 　　1/26　　　3Q　　　 50.07
<8060> キヤノンＭＪ 　東１　　 +1.06 　　1/26　本決算　　　　3.17

<7739> キヤノン電 　　東１　　 +0.96 　　1/26　本決算　　　 15.20

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース