―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から17日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ユークス <4334>
23年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比62.4％増の3億5900万円に拡大し、2-7月期(上期)計画の7300万円に対する進捗率が491.8％とすでに上回り、さらに前年同期の40.3％も超えた。
★No.2 エニーカラー <5032>
22年4月期の経常利益(非連結)は前の期比2.9倍の41.4億円に伸び、23年4月期も前期比44.1％増の59.8億円に拡大を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.3 スマレジ <4431>
22年4月期の連結経常利益は前の期非連結比30.0％減の5億9200万円に落ち込んだが、非連結決算に移行する23年4月期の同利益は前期連結比10.0％増の6億5100万円にＶ字回復する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<4334> ユークス 東Ｓ +28.33 6/10 1Q 62.44
<5032> エニーカラー 東Ｇ +18.06 6/14 本決算 44.13
<4431> スマレジ 東Ｇ +11.63 6/13 本決算 9.97
<4880> セルソース 東Ｇ +7.71 6/13 上期 13.79
<3491> ＧＡテクノ 東Ｇ +5.80 6/14 上期 赤縮
<3195> ジェネパ 東Ｇ +5.56 6/14 上期 288.10
<9251> ＡＢ＆Ｃ 東Ｇ +5.51 6/14 上期 -31.52
<3733> ソフトウェア 東Ｓ +4.55 6/10 上期 28.36
<2345> クシム 東Ｓ +4.51 6/14 上期 黒転
<7827> オービス 東Ｓ +3.09 6/14 上期 277.88
<7810> クロスフォー 東Ｓ +1.63 6/14 3Q 黒転
<5079> ノバック 東Ｓ +1.41 6/14 本決算 -6.02
<7073> ジェイック 東Ｇ +1.14 6/14 1Q 700.00
<6037> ファストロジ 東Ｓ +0.92 6/14 3Q 19.97
<9636> きんえい 東Ｓ +0.79 6/10 1Q -21.21
<9637> オーエス 東Ｓ +0.33 6/13 1Q 赤転
<3399> 山岡家 東Ｓ +0.05 6/13 1Q 赤転
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした17日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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