ニホンフラッシュが大幅反発、６月１２日付で東証１部指定 記念配も実施へ

　ニホンフラッシュ<7820.T>が大幅反発となっている。前週末２２日の取引終了後、東京証券取引所の承認を得て、６月１２日付で東証２部から東証１部銘柄に指定されることになったと発表しており、これを好感した買いが入っている。同社は、マンション向け内装ドアで国内首位。１６年３月期連結業績は、売上高２００億円（前期比１９．９％増）、経常利益３２億円（同１３．２％増）を見込む。また、東証１部指定に伴い、中間配当で創立５０周年と東証１部指定を記念して１０円の記念配当を行い、中間・期末各２０円の配当を実施すると発表。年間配当は４０円（前期３０円）を計画している。
　同時に、１５万株の公募新株の発行と７５万株の公募による自社株の処分、３０万株の売り出し、さらに１８万株のオーバーアロットメントによる売り出しもあわせて発表した。調達資金の手取り概算額１５億９９４万円については、５億４０００万円を本社工場の設備投資資金に、１億９０００万円を日門（江西）建材の設備投資資金に、６億円を昆山日門建築装飾の設備投資資金にそれぞれ充て、残りは昆山日門建築装飾の運転資金や、借入金の返済に充てるとしている。

ニホンフラッシュの株価は９時２７分現在１６５６円（△８９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）