メニコン、今期経常を21％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

　メニコン <7780> が2月12日後場(14:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比20.2％増の72億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の68.2億円→82.2億円(前期は65.5億円)に20.6％上方修正し、増益率が4.1％増→25.5％増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の20.8億円→34.8億円(前年同期は19.9億円)に67.3％増額し、増益率が4.7％増→75.1％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の28円→30円(前期は28円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比72.4％増の24.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.4％→11.0％に大幅改善した。

株探ニュース