「院内感染」が10位にランクイン、新型肺炎対策新たな段階で関心高まる<注目テーマ>
1 マスク
2 テレワーク
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5 コロナウイルス
6 遠隔医療
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8 eラーニング
9 教育ICT
10 院内感染
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「院内感染」が10位にランクされている。
新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大が収束の兆しをみせないなか、国内の感染者は4日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者を含めて1000人を突破した。感染拡大を受けて政府は2月25日、「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」をまとめ、それまでの水際対策から感染拡大防止策へと舵を切った。同方針では、軽症者が医療機関に殺到することで、むしろ院内感染のリスクが上がり、高齢者や基礎疾患のある人など重症化しやすい人にウイルスが広がってしまう恐れがあるとして、軽症者には自宅療養を促し、院内感染のリスクを下げることなどを求めている。
新たな方針の決定に伴い、これまで以上に「院内感染」関連への注目が高まっている。方針決定に前後して、感染症発生時の消毒・汚染除去業務や感染性廃棄物の適切な処理など院内感染予防事業を手掛けるサニックス<4651.T>が上昇した。新型肺炎関連銘柄は一部に物色人気の落ち着きも感じられるが、感染の広がりからまだ注目される余地は大きい。アゼアス<3161.T>、川本産業<3604.T>、日本エアーテック<6291.T>、天昇電気工業<6776.T>、大研医器<7775.T>など関連銘柄には引き続き注目が必要だろう。
出所:MINKABU PRESS
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