アデコ × イオン × シチズン時計 × パナソニック コネクト × ルネサンス 女性のキャリア開発支援のため、５社共同で「クロスメンタリング」の取組を推進

アデコ株式会社(本社：東京都千代田区、代表取締役社長 平野 健二　以下、「アデコ」)とイオン株式会社(本社: 千葉県千葉市、取締役　代表執行役社長　吉田 昭夫　以下、「イオン」)、シチズン時計株式会社(本社：東京都西東京市、代表取締役社長 佐藤 敏彦　以下、「シチズン時計」)、パナソニック コネクト株式会社(本社：東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント・CEO：樋口 泰行　以下、「パナソニック コネクト」)、株式会社ルネサンス(本社：東京都墨田区、代表取締役社長執行役員：岡本 利治　以下、「ルネサンス」)は、各社におけるさらなる女性のキャリア開発支援のため、企業横断型の「クロスメンタリング」について、５社合同で推進してまいります。



■取組の背景
　「クロスメンタリング」とは、メンター（支援、助言する人）とメンティー（支援・助言を受ける立場の人）を他企業同士で組み合わせた、企業横断型のキャリア形成支援の取組となります。
　昨年度は、2022年度に経済産業省が実施した「企業横断型メンタリングプログラム」をきっかけとし、アデコ、パナソニック コネクト、ルネサンスの３社で実施いたしました。実施後アンケートにおいて、メンティーは一つ上の職位を担うことへの自信の高まりがみられたこと、メンターも企業の枠を超えた人材育成が自身の成長機会にも繋がったことなど、このプログラムにおいて期待する効果がみられたことにより、今年度はイオン、シチズン時計とともに５社に拡大展開いたします。7月24日のキックオフより、3回のメンタリング、中間共有会を経て、1月のクロージングまで、約7か月間のプログラムを実施してまいります。

■実施目的
・女性のキャリア開発支援
　　┗上司ではない他者からのアドバイス、対話から自分を見つける（業務的支援）
　　┗自律と長期的なキャリア開発（精神的支援）
・メンター、メンティーの視野の拡大
・各社における次世代リーダーの育成及び女性管理職比率の向上

■実施概要
・参加予定者
　 メンター（部長クラス以上の女性）、メンティー（課長クラスの女性）　各社２名（５社計20名）

・実施期間


■キックオフミーティング実施
　7月24日には、クロスメンタリングの参加者が集まり、キックオフミーティングを実施しました。５社を代表し、パナソニック コネクト取締役の山口有希子氏より、自身のメンタリング体験などを交えながら参加者へエールが送られた後、メンター・メンティーの顔合わせが行われました。


■各社コメント
【アデコ】 ピープルバリュー本部長 籾山直威
　当社では、あらゆる人が自分らしく、生き生きと働く環境を創出することで、多様性に富んだ企業文化を醸成することを目的に、Diversity Equity＆Inclusion（DE&I）の実現に向けた取組を推進しています。昨年度、当社に多くの非常にポジティブなフィードバックをもたらしたこのプログラムに再び参画することができ、大変嬉しく思うとともに、今年度は5社に拡大されたということで、取組が広がっていることにも大きな喜びを感じています。我々のこの一歩が、世の中のすべての働く人の躍動につながることを願っています。

【イオン】執行役副社長 人事・生活圏推進担当兼リスクマネジメント管掌　渡邉廣之　　
　当社グループは、ダイバーシティ・エクイティ＆インクルージョン（DE&I）の推進を社会的課題への対応だけではなく、経営戦略のひとつとして捉えています。その取組として「日本一女性が働きやすく活躍できる会社。日本一女性が働きたい会社」を目指すことを宣言し、女性活躍を推進しています。今回の５社合同でのクロスメンタリングを通じ、異業種間の交流によって多様な視点からの学びを期待しています。その学びを自身で活かすことでお客さまのニーズに対応し、常に革新し続ける組織の実現を目指していきます。

【シチズン時計】取締役 人事部担当 宮本佳明
　当社では、「豊かな未来（とき）をつなぐ」という経営ビジョンのもと、多様性を尊重し、社員一人ひとりがより一層能力を発揮して働ける組織環境をつくることが経営の責務と考え、DEIを推進しています。女性の活躍支援については、現状まだ数の少ない女性の幹部社員同士のネットワーキングを後押しするため、女性幹部社員を対象としたワークショップなどを実施してまいりましたが、今年からこの５社合同メンタリングに参加することによって、参加者がより広い視野と、これからのキャリアを共に励まし合い支え合う心強い仲間を得てくれることを心から願っております。

【パナソニック コネクト】
取締役 シニア・ヴァイス・プレジデントCMO兼DEI推進担当、カルチャー＆マインド改革推進担当 山口有希子
　当社では「健全なカルチャーが経営の根幹である」との考えから、属性にかかわらず誰もが活躍できる環境を目指し、DEIを推進しています。その中でも「ジェンダーギャップの解消」を重点項目の一つとして位置づけ、2035年に女性管理職比率30%を目指し、取り組んでいます。今回、５社による異業種間でのクロスメンタリングを通じ、参加者のみなさんがキャリアやライフプランの設計に関してより良い刺激を受け、更なるご活躍に繋がること、心より応援しています。

【ルネサンス】 取締役副社長 執行役員 ヘルスケア事業本部 本部長 望月美佐緒
　当社は、昨年このクロスメンタリングを実施させていただき、参加したメンティーはもちろんこと、メンターや事務局も多くの学びを得ることができ、DE＆Iの推進には、多様な人材との関りが大きいことを改めて痛感しました。今期は、５社に拡大したことで、より多様でイノベーティブな視点が得られるのではないかと感じております。
　当社の主軸事業であるスポーツクラブのお客様の半分は女性です。しかし管理職層にはまだまだ女性は少なく、女性の意思を十分に反映できていると言い難い実態もあります。本取組を通じて、参加した全てのスタッフが新たな視点で自身の将来を考える機会となり、当社におけるDE＆Iがより加速することを期待しています。