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2026年度06月期 決算 (2026年8月14日 15:30時点)
決算短信をみる朝日インテック 2026年度06月期の決算短信についてのAI要約です。本サービスの精度やパフォーマンスに関する注意事項はこちら。
当期経営成績等の概況
経営成績
良い点
売上高はメディカル事業・デバイス事業ともに好調で、為替影響も寄与し1,454億19百万円へ拡大している。売上総利益率は生産性改善で上昇し、営業利益は増収効果と生産性改善、為替影響で452億18百万円へ大幅増となっている。経常利益は補助金収入減の影響を受けつつも、営業利益増と為替差損の減少で451億85百万円へ伸長している。親会社株主に帰属する当期純利益は減損損失が大幅に減少し320億75百万円へ急回復している。
悪い点
営業利益段階では米国での販売強化目的の営業関係費用や研究開発費の増加により販売費及び一般管理費が増えている。経常利益段階では補助金収入の減少がマイナス要因として残っている。親会社株主に帰属する当期純利益では減損損失が計上されており、収益の質には注意が必要である。
財政状態
良い点
総資産は2,182億85百万円へ増加している。現金及び預金は100億63百万円増加しており、流動性面での安心材料になっている。純資産は1,743億58百万円へ増加し、自己資本比率は79.4%へ上昇している。利益剰余金の増加に加え、為替換算調整勘定の増加も純資産を押し上げている。
悪い点
負債合計は439億27百万円へ増加している。未払法人税等や支払手形及び買掛金などの増加が主因となっている。自己株式は取得により株主資本内で減少要因となっている。
キャッシュ・フロー
良い点
営業活動によるキャッシュ・フローは400億95百万円で、税金等調整前当期純利益の増加や減価償却費の計上が資金創出を支えている。投資活動では投資有価証券の売却収入があり、資金流出の一部を相殺している。期末現金及び現金同等物は642億64百万円へ増加している。
悪い点
投資活動によるキャッシュ・フローは△117億39百万円で、有形固定資産の取得や投資有価証券の取得支出が大きい。財務活動によるキャッシュ・フローは△199億71百万円で、自己株式の取得が105億53百万円と大きく資金を圧迫している。
今後の見通し・AI評価
業績予想見通し
良い点
通期予想は売上高・営業利益・親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも増加を見込んでいる。営業利益率は31.1%から32.2%へ改善する前提となっている。
悪い点
費用面では販売関連費用や人件費増、立ち上げ関連費用の増加が見込まれており、計画通りの利益率確保が前提となる。営業外損益・特別損益について大きな影響取引は見込んでいないが、想定外の損失発生リスクは残る。
中期計画見通し
良い点
中期経営計画「Building the Future 2030」の戦略・施策を着実に推進し、成長性の維持と企業価値拡大を目指す方針が示されている。生産性改善が当初想定を上回って進展している点は、中期での利益成長に繋がる材料になっている。
悪い点
中期計画の数値目標は2026年8月14日付で上方修正が公表されているが、目標達成には販売拡大や市場シェア拡大、為替環境など複数条件の成立が必要で不確実性がある。
AI売買評価
良い点
増収増益に加え、減損損失の縮小で最終利益が大きく回復している。自己資本比率が高水準で、期末現金も増加しており、財務の安定性が投資判断の支えになっている。
悪い点
先行投資(研究開発費、販売関連費用、組織体制強化、人件費増、南寧工場立ち上げ関連費用)により費用増が続く前提で、利益率が想定通りに維持できない場合の下振れリスクがある。為替や特別損失(減損等)の発生可能性も残る。
配当
配当方針
連結業績などを考慮しつつ、配当を安定的に継続する方針。配当金額は連結配当性向35.0%を目処に、内部留保水準や業績見通し等を総合的に勘案して決定する方針。期末配当年1回を基本とし、定款により中間配当の実施余地もある。
当期配当
2026年6月期は年間48円24銭(普通配当42円21銭、記念配当6円3銭)。配当金総額は12,799百万円、連結配当性向40.0%、配当率8.0%。
次期配当
2027年6月期予想は年間49円91銭(連結配当性向35.0%)。
財務諸表及び主な注記
財務諸表に関する注記事項
良い点
減損損失は前期9,244百万円から当期1,061百万円へ大幅に縮小しており、最終利益の回復に寄与している。自己株式の取得を実施しつつも、期末現金及び現金同等物は増加している。為替換算調整勘定の増加が純資産を押し上げている。
悪い点
当期は減損損失1,061百万円を計上している。投資有価証券評価損156百万円や関係会社株式評価損794百万円なども特別損失として計上されている。
継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
当連結会計年度における重要な子会社の異動
当期よりニッタモールド株式会社及びその子会社NITTA M&T(THAILAND)CO.,LTD.を重要性が増したため連結の範囲に含めている。
会計方針の変更
「グローバル・ミニマム課税制度に係る法人税等の会計処理及び開示に関する取扱い」等を当連結会計年度の期首から適用している。連結財務諸表への影響は軽微としている。
株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記
自己株式の取得により自己株式が増加し、株主資本合計は自己株式の減少要因を受けている。自己株式は当期末で△18百万円となっている。
会計上の見積りの変更
該当するコメントはありません。
追加情報
該当するコメントはありません。
セグメント情報等
メディカル事業は国内・海外ともに全地域で売上高が増加し、売上高1,267億98百万円、セグメント利益461億90百万円。デバイス事業は医療部材・産業部材ともに好調で、ニッタモールド社の連結子会社化の影響もあり、売上高186億20百万円、セグメント利益84億85百万円。地域別では中国が売上高37,982百万円と伸長している。
1株当たり情報
1株当たり純資産は653円57銭、1株当たり当期純利益は120円59銭。潜在株式調整後1株当たり当期純利益は希薄化効果を有する潜在株式が存在しないため記載なし。
重要な後発事象
該当事項はありません。
企業結合等関係
該当するコメントはありません。
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