「半導体製造装置」が3位、市況底入れ接近で押し目買い提供場面に<注目テーマ>
1 半導体
2 人工知能
3 半導体製造装置
4 JPX日経400
5 生成AI
6 パワー半導体
7 地方銀行
8 TOPIXコア30
9 金利上昇メリット
10 インバウンド
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体製造装置」が3位となっている。
半導体メモリー市況はスマートフォンの販売不振で在庫調整圧力が拭えず、半導体製造装置メーカーの収益環境においても向かい風の強い状況が続いている。ただ、生成AI市場の急拡大に伴いデータセンターなどサーバー系の需要が大幅な伸びを示しており、これによる恩恵を受ける企業が株式市場でも注目されている。
代表的な銘柄に位置付けられているのが米半導体大手のエヌビディア<NVDA>で、同社が製造するGPU(画像処理半導体)は需要が沸騰状態で供給が追い付かない局面にある。生成AI爆需は世界的な現象で、同社のGPUサーバーが確保できないAI関連企業も多くインフラ確保に頭を悩ませている状況だ。
このエヌビディアのGPU向けテスターで圧倒的な納入実績を持っているのがアドバンテスト<6857.T>である。また、ダイシングマシンを手掛けるディスコ<6146.T>やウエハープロービングマシンのトップメーカー東京精密<7729.T>なども生成AI関連の特需が期待される企業として注目を浴びている。半導体製造装置でも前工程を手掛けるメーカーが多く、アドテストやディスコなど後工程を手掛ける企業は少数派で、その分だけ収益機会が高まりやすい。なおかつ各社いずれも世界的に抜群の競争力を持つ製品を製造していることで、マーケットの関心が高い。
足もとで米長期金利を筆頭に世界的な金利上昇局面に入っており、グロース株にとっては逆風環境にあるが、半導体関連は世界景気の動向とも連動しやすいシクリカル・グロースに位置付けられる。半導体市況の底入れが接近しているとの観測は強く、今は仕込み場ともいえる。半導体サプライチェーンの拡充は経済安全保障の観点からも重視されており、半導体製造装置関連株も業績の底が見えてくれば、有力な投資対象として本格的に見直されそうだ。
出所:MINKABU PRESS
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