国際計測、今期経常を一転51％減益に下方修正

　国際計測器 <7722> [東証Ｓ] が2月9日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は9.3億円の赤字(前年同期は6.3億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8億円→3.5億円(前期は7.1億円)に56.3％下方修正し、一転して51.2％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.3億円→8.8億円(前年同期は2.9億円)に33.6％減額し、増益率が4.6倍→3.1倍に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は3.9億円の赤字(前年同期は2億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の5.0％→-13.2％に急悪化した。

株探ニュース